memo(experimenting in distance education,2003)

1.introduction
・AVUは世界銀行のお金でケニアに出来たヴァーチャル大学。

2.distance education
・遠隔教育の利点
  ・遠隔地でも受けられる(あたりまえ)
  ・男女差が改善される
  ・教員/生涯教育に効果
・欠点
  ・人文/社会科学の講座が少ない
  ・いろいろ

3.SAPs and public universities in Kenya
ケニアの大学は70年代後半の経済危機により質が低下
・WBとIMFはSAPs(構造調整)で状況をさらに悪化させた
・80年代中ごろに大学&学生数急増
・地方に大学がないのが問題
・大学にはITの設備が貧弱、世界との格差拡大
・ただし、AVUがソリューションであると言う証拠もない
・AVUに対してケニア政府は十分な情報を得ていない

4.AVU concept in Kenya
・AVUは先進国での遠隔教育の成功事例をモデルとしている
・主にアメリカ・アイルランドの支援
・理数系中心⇔アフリカは人文系の学生が多い

5.Understanding the parameters of the AVU in Kenya
AVUを7つの視点から検討する

1.Rationalization(合理化)
・AVUはコストを負担できる裕福な学生しか受講できない
  ・メールに関するストライキ
2.Relevance(適切さ)
・適切でない
  ・ケニアの80%はインターネットがつながらない
  ・都会しかアクセスが出来ない
  ・資金が教育でなく、インフラに流用される
  ・ネットならではの欠点もある(先進国で見られるような)
3.Access
・場所とコストがアクセスを制限している。
  ・市場とか小さな町にはセンターがない
  ・大学内にあるので普通の人はいけない

4.Cost
・incidental/hiddenなコスト、国・期間の利益も検討が必要
・AVUの導入には初期コストが非常に高い
・世銀は独立でやっていけというがケニアで、独立採算で運営していくことが難しい
・お金が切れたときに、ハードが維持されるかと言う問題

5.Teaching and learning
・授業は英語と米語が入っており、学生が混乱する
・アフリカの実情にカリキュラムが適合していない

6.Sustainnability
・世銀からの資金が切れたらどうするの?

7.Spillover effects
・AVUを受ける人が少なくて、インターネットへのリテラシー普及と言うには小さい
・政治的要因によってそもそもネット環境が民主的でない


6.Advantage of AVU to Kanya
・AVUの図書館プロジェクトは、先進国と途上国が協力できるプロジェクト。時間はかかるが。レアなアフリカのコレクションが電子化できる。

7.The disadvantage of AVU in Kenya