旅行

hikikomoritai2007-05-03

実家から歩いて京都へ行こうと今考えています。今年の夏。

旅行って、二段階に分けられると思う。
まずは遺跡を見たり、現地の人と話したり、電車に乗ったり、いわゆる行動。その場で体験できること。五感を使って感じること。旅行すれば自動的に得られる「体験」で、意識しなくても手に入れることが出来るもの。
次にその旅行で感じたことを自分の中へ取り込むこと。曖昧な言い方だけど、体験の中から自分を産む感覚。自分なりに体験を噛み砕いて、再構成して、「経験」に変えていくこと。中々難しい作業。
自分の中ではボリビアでの出来事が引っかかっている。エルアルト市という貧民街へ行った時につばかけ強盗に遭った。幸い走って逃げ出したのだけど、あのとき自分を囲んだ5人(6人だったかもしれない)の黒目。生きるための必死さが伝わってきて、何故か自分が申し訳ない気持ちになった。まだ自分の中でその体験を消化出来ていない。本当に彼らの行動を理解したのか、とか申し訳ないって気持ちも驕りなんじゃないか、とか色々と考えて。

旅(たび)の語源は飛ぶ(とぶ)だそうで。昔の人は飛んで移動することに憧れたのかもしれないけど、飛行機全盛の今、一歩一歩踏みしめて目的地を目指すことにも少しは意味があるんじゃないかと馬鹿なことを考えています。

















何時にも増して恥ずかしいこと書いて。