午前6時5分 全員一斉送信でメールをくれる そのメンバーの中にまだ入っていることが、少し嬉しかった








秋葉原で通り魔があって、7人の人が死んで、勿論どうしようもなく弁解の仕様もなくて、決して許せない事で、だけど、犯人が携帯で残したメッセージを読んでいるとそれがまるで昔の自分の様で、不謹慎は承知の上で、共感としか言いようがない感情を今、抱いてしまっていて、久しぶりにブルーハーツを聞いている。



僕が学校に行かなくなったのも、5年前の今頃だった。誰も僕の事が嫌いで、黴菌か蛆虫の様に扱われていると「感じて」いて、話してなんかくれないような「気」がしていた。成績不良で運動も出来ず、かといって「不良」でもない、どうやって自分が存在すればよいかわからなくて、図書館の本をア行から順に滅多やたらに読んでいた。
通り魔の元・少年(これから彼のことをこう呼びたい)は中学校までは優等生だった様で、彼にとって学力は自分を社会の評価から、そして自分自身の評価からプロテクトする材料だったのではないかと思う。それが剥奪されて、暴力的に拡散することは、ある種社会化の一過程と言えるのだろうが、少数の人には取り返しのつかないダメージを与える事になる。それが(比べるのもおこがましいが)僕であり、彼であったのだ。

僕は時間をかけてそのダメージを癒すことが出来た。周りの環境には感謝しても仕切れない。





2chに突き刺さる言葉があった


サバイバルナイフのせいじゃなくて
そこまでに弱者の人生を追いつめた社会のせい
これは底辺のクーデターだ


THE BLUE HEARTS

THE BLUE HEARTS